高層ビルの合間で七福神巡り!成子天神社に行ってみた
ビルが立ち並ぶ西新宿に佇むパワースポット
丸の内線西新宿駅徒歩2分。青梅街道を何気なく歩いているだけだと気づかずに通り過ぎている人もいるかもしれませんが、千百年の歴史を持つ由緒ある神社が佇んでいます。
成子天神社。学問や厄除けの神様として知られる菅原道真公を祀る神社です。火災や戦災を乗り越え、現在の社殿は2013年に老朽化のため建て直されたもの。綺麗に整備された境内に入ってみましょう。
表参道を進んだ先に鳥居があります。参道の脇には、ビルや小料理屋がひしめいています。
鳥居をくぐると立派な本殿がおでまし。2013年の建て替えに伴い、境内には高層の賃貸・分譲マンションが1棟ずつ建てられました。神社に住むというのは不思議な感覚だと思いますが、最近街中の神社では増えているパターンですね。ちなみに、写真手前の井戸は水神を祀るもので、今でも手押しポンプで水を汲み上げることができるそうです。
境内には大きな舞台(神楽殿)もあり、様々な催しが行われます。
御輿を保管する御輿庫も立派です。
境内奥の富士塚は、新宿区内にあるもので一番大きいものだそう。ただ、上がってもビルしか見えないのが新宿らしいです。
そして、この神社が面白いのは、境内のあちらこちらに七福神の像が配置されているところ。七像すべて見つけてお参りするのが楽しいです。
それぞれが表情豊かです。このほかにも縁結びの神様や商売繁盛の神様が祀られている小さな社がいくつもあります。また、御朱印も人気があるそう。
コンパクトながらあらゆる神様が集結している神社。裏道として境内を突っ切る地元の方々も、きちんと一礼をされて出入りすることが多く、地元に根差していることを感じます。と同時に、整備された公式HPからもわかるとおり、観光で訪れる人も多い様子です。ぜひ、お参りに来てみてください。
☞成子天神社 詳細
所在地:東京都新宿区西新宿8-14-10