香ばしいカラシビ汁なし担々麺!175°DENO担担麺TOKYOに行ってみた
札幌発、胡麻たっぷりのシビれる汁なし担々麺
新宿西口のラーメン激戦区、小滝橋通り沿いにある「175°DENO担担麺TOKYO」に行ってきました。本店は札幌にあり、全国で12店舗を展開。うち東京には4店舗あり、新宿店は銀座に次ぐ都内2つ目の店として昨年オープンしました。変わった店名ですが、由来は自家製ラー油をつくるときの温度(175度)と店主の苗字(出野氏)を組み合わせたものだそうです。
担々麺の本場である中国四川の味と、日本のラーメン技術を融合させることがコンセプト。麺には、発祥の地北海道産の小麦粉を使用しています。
担々麺専門店らしく、辛さとシビれを細かく指定できるのが面白いところです。シビれは花椒の量で4段階+スペシャル(花椒三種盛)、辛さは5段階から選べます。辛いのが苦手な人用に、シビれない/辛くないの選択肢もあるのが良心的。外の暑さも本格化してきた今日この頃、マシマシとマシマシマシなどという組み合わせを食べてしまうと汗だくになるのは間違いないので、今回はお店オススメの「シビれ1、辛さ1」を無難にいただきます。タッチパネル式の券売機で発券し、席へと通されます。
縦長の店内には、カウンター席と二人掛けテーブル席があり、明るく清潔感があります。卓上には花椒の見本と、追加用の自家製ラー油が置いてあります。辛さの微調整や味変ができそうです。
注文したのは、黒ごま担担麺汁なし(950円)。黒胡麻が大量にかけられており、見た目のインパクトは抜群。
丼の底から混ぜると、平打ち麺に胡麻ダレが絡みつきます。麺同士もくっつきやすいですが、もちもちとして食感が良いです。また、胡麻ダレはとても香り高いです。タレに使用している香辛料は、店主自ら四川の山奥で仕入れているものだそう。こだわりの点であり、この店の真髄です。具材は挽肉と水菜、カシューナッツ、干しエビ。特にカシューナッツは、胡麻の香ばしさにナッツの香ばしさがプラスされ、より香り豊かになります。
半分くらい食べたところで、卓上の自家製ラー油を投入。辛いのかと思いきや、辛味よりも上品な風味が前面に出てきて、味に深みが出ました。ラー油瓶をよくかき混ぜて、沈殿物も一緒にかけるのがおすすめです。
☞175°DENO担担麺TOKYO 詳細
所在:東京都新宿区西新宿7-2-4
営業時間:11:00~24:00