新宿の民。

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〆の出汁茶漬けまで濃厚!すごい煮干しラーメン凪 西新宿7丁目店に行ってみた

新宿生まれの超濃厚煮干しラーメン屋で〆までニボる

 

新宿ゴールデン街で誕生し、今や海外進出まで果たしているラーメン凪。特に「すごい煮干し」ブランドは、超濃厚煮干しスープが癖になるラーメンです。発祥の地である新宿には系列店含めて5店舗展開しており、どこも行列のできる人気店ですが、立地柄、比較的空いている西新宿7丁目店に行ってきました。

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丸の内線西新宿駅徒歩3分の立地。間口は小さいですが、近づくと煮干しの匂いが漂ってくるのですぐわかります。

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入口には「煮干しが苦手な方 ご遠慮ください」という看板が。全メニューが煮干しスープなので、苦手な人はせめて「あっさり煮干し」をチョイスしたほうが良さそう。とはいえ、店内には煮干しの匂いが充満しているので、煮干し好き以外はつらい環境かもしれません、、

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外の食券機でメニューを選んでから中に入ります。今回は、〆まで楽しめる「こってり煮干しラーメン出汁茶漬けセット」を選びました。並盛、中盛、大盛まで同料金なのが嬉しいです。

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店の中へ。カウンターのみ12席。かなり狭いですが、綺麗です。入ってすぐ右手にあるウォーターサーバーでコップに水を取り、他の客の背中にぶつからないよう気を付けて席につきます。テイクアウト用の煮干しも販売されており、店内にはポスターや手書きポップが貼られていました。

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席につくと目に付くのが、カウンターに置かれた紙。こだわりや食べ方の指南と、かわいい煮干しの絵が描かれています。スタッフは女性2人。客の入退店時に明るくあいさつしたり、食券を渡すとき、辛味があるが大丈夫かどうか聞き、メニュー表を使って追加トッピングの説明をしたりと、接客は丁寧な印象を受けました。

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こってり煮干しラーメン出汁茶漬けセット(1,000円)。

見るからに濃厚なスープには、一杯60g・20種類以上の煮干しが使われているとのこと。表面には煮干し油が膜を張っており、冷めにくいようになっています(猫舌の人は注意)。指南の通り、まずはスープを一口頂きます。口に入れた瞬間、ガツンと煮干しの香りが溢れ、鼻に抜けていきます。ドロドロ・ジャリジャリとした舌触りで、煮干しが溶け込んでいるのがよくわかりますが、煮干し特有のエグミは強くありません。また、中太縮れ麺にはスープがよく絡み、啜るたびに煮干し感が襲ってきます。上に乗っている、幅広のいったん麺は良いアクセント。滑らかな食感で、中太麺ほどスープは絡まないものの、そのぶん、麺の味わいが前面に出てきます。真っ赤な辛みダレは、イワシのエキスにスパイスを合わせて数日寝かしたものだそう。スープに溶かすと、煮干しの旨味をより引き出してくれます。とても濃厚なのに、飲み干してしまいたくなるスープです。

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しかし、飲み干してはいけません。セットの出汁茶漬けにラーメンのスープをたっぷりと回しかけます。中央部の黒い塊は、細かく刻んで味付けされた煮干し。全体をよく混ぜて頂きます。濃厚なスープがご飯に合うのはもちろん、ラーメンより煮干しの旨味を強く感じました。〆のメニューらしく、ラーメンだけ食べるよりも食後感がさっぱりとするので、おすすめです。

 

☞すごい煮干しラーメン凪 西新宿7丁目店

所在:東京都新宿区西新宿7-13-7 

営業時間:11:00~23:00(日祝は~21:00)