新宿の民。

新宿在住20代会社員が新宿の今を発信するブログ

歌舞伎町ど真ん中で餃子を頬張る!新宿駆け込み餃子に行ってみた

24時間365日営業の眠らない餃子居酒屋

 

歌舞伎町の顔のひとつ、ゴジラヘッドが有名な新宿東宝ビルのすぐ近く。江戸時代風の火消しのまといや、ちょうちんが飾られた、印象的なファサードのお店があります。

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新宿駆け込み餃子。歌舞伎町らしい、24時間365日営業の餃子居酒屋です。以前から気になっていたこともあり、友人との飲み会で利用してみました。

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通されたのは厨房の目の前のカウンター席。法被を着た威勢のいい兄ちゃん(店員)たちの調理の様子を見ることができます。内装は江戸の火消しをイメージしているそうで、いるだけでテンションが上がる空間です。

今回はコースメニューを選択。駆け込み火消しコース(120分飲み放題付き、3,980円)。せっかくなので、餃子特化型のコースにしてみました。料理の内容は以下の通り。

チョレギサラダ

・チリソース水餃子

・肉汁火消しの駆け込み焼き餃子

・駆け込み餃子唐揚げ

・駆け込み油淋餃子

名古屋コーチン濃厚白濁炊き餃子(〆のちゃんぽん麺付)

最初のサラダ以外すべて餃子という徹底ぶり。それぞれ見た目も味も食感も違うため、飽きません(途中から酔っぱらってうまく写真が撮れていない笑)。飲み物のオーダーはタッチパネルで行います。江戸時代コンセプトとのギャップが楽しいです。

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もちろん、餃子以外につまみや、馬刺し、おでんなどもあります。また、24時間営業のため、それぞれの時間によって特別メニューがあり、早朝5時から9時までは「朝定セット(水餃子、おでん、ご飯、スープ)」、昼12時から14時は、ご飯とスープが食べ放題のランチセット各種、深夜1時から4時までは「晩酌セット(焼き餃子、枝豆、ビール)」など、多彩です。この店の餃子はにんにくとニラを使っていないため、仕事中のランチ利用もいいと思います。

個人的には、毎月13日に開催しているという、餃子食べ放題(60分、1,300円)が気になりました。いろいろな時間帯で訪れたいお店です。

 

☞新宿駆け込み餃子 詳細

所在:東京都新宿区歌舞伎町1-12-2 

営業時間:24時間(年中無休)

TKGも絶品のラーメン屋!風来居に行ってみた

元祖 山頭火の味と、名物玉子かけご飯の黄金コラボ

 

新宿西口の少し奥まった場所で20年近く営業するラーメン屋「風来居」。北海道旭川の名店、山頭火で修業をした職人が開いたお店です。山頭火の流れを汲む店は数あれど、元祖山頭火の塩ラーメンの味を再現しているのはここだけとのこと。

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店構えは質素で、人通りの多い道に面するわけでもありませんが、長く続くにはそれだけの理由があるはず。と、事前に調べてみると、看板メニューである「しおらーめん」だけでなく、客の半数が注文する名物サイドメニューがあるそう。それを求めて入店です。

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入口すぐ左手にある小さな券売機。わかりやすく「名物 玉子かけご飯」の文字があります。迷わず、しおらーめんと玉子かけご飯の券を購入し、着席。店内はカウンターのみ12席。カウンターの中が厨房なので、調理の様子もよく見えます。客層は男性の一人客がほとんどでしょうか。ザ・ラーメン屋の趣きです。

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まずは看板メニューである「しおらーめん(770円)」。白濁したスープの上には、チャーシュー、きくらげ、ネギ、メンマが乗っています。特にこのチャーシューはトロ肉で、口の中で柔らかくほどける食感と、脂身の甘みがくせになります。

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豚骨をベースに、魚介の風味もする、濃厚でありながらしつこくないスープ。少し硬めに茹でてある細縮れ麺によく絡みます。全体的にまろやかな味わいで、無心に食べ進めてしまいますが、もう一つの看板メニューも忘れてはいけません。

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名物 玉子かけご飯(210円)。小ライスの上に、細かく刻まれたチャーシューと鰹節、玉子が乗っています。特製のタレがかかっているので、かき混ぜて、そのままかきこみます。味付けは甘めですが、鰹節がアクセントになり、バランスの良い味わい。途中で少しだけラーメンのスープを付け足すと、豚の風味がより際立ち、贅沢な味に。ラーメンと玉子かけご飯の黄金コラボ、やみつきになります。

 

☞風来居 詳細

所在:東京都新宿区西新宿7-19-18 

営業時間:11:00~23:00

老舗のカレースタンド!カレーハウス11イマサに行ってみた

メニュー豊富な老舗カレースタンドでクイックランチ

 

以前記事にした、新宿東口の紀伊國屋ビル地下にあるカレースタンド「モンスナック」と同年(1964年)にできた新宿西口の老舗カレースタンド「カレーハウス11イマサ」に行ってきました。東のモンスナック、西のイマサ、と新宿のカレースタンド界で双璧をなす(?)お店です。

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 場所は、新宿駅地下街の京王モール。こちらも以前記事にした、「俺のベーカリー&カフェ」のはす向かいにあります。

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シンプルな外観。入口は2か所あり、それぞれに自動食券機が配置されています。ショーケースに並ぶ食品サンプルをパッと見るだけでメニューの豊富さがわかりますが、トッピングだけでなく、カレールゥそのものの種類も多く、ポーク、チキン、ビーフ、インドチキン、キーマ、バターチキンの自家製ルゥでそれぞれメニュー展開しています。

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種類が多くて指が迷いますが、今回は「ロースカツカレー」を食べることに決定。食券を買って店に入り、店員に渡します。

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店内はカウンター席が25。中で店員がせわしなく動き回り、客のオーダーを捌いていきます。卓上には福神漬けと胡瓜漬け、うまみソース、辛味オイル、スパイスが置いてあり、自由にトッピングできます。

と、キョロキョロしていると、すぐに注文したカレーがやってきました。食券を渡してから1分程度。驚異的なスピードです。

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ロースカツカレー(650円)。大きな平皿で、ポークカレーの上に、豚ロースカツが盛り付けられています。ルゥには具がなく辛さも控えめなため、卓上のソースや漬け物を乗せ、自分好みの味にしていきます。辛味オイルで辛さを調整するもよし、うまみソースをルゥにかけてコクを出すもよし。僕はうまみソースをさっと回しかけました。平らなソーススプーンでいただきます!

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ロースカツは、提供時間から考えて揚げ置きしているものですが、薄めでカラッと揚がっており、ソーススプーンで切りやすく食べやすいです。ルゥは、モンスナックほどではないものの粘度低めのサラサラ系。ルゥとカツがお互いに邪魔をせず、相性は抜群です。

この店、朝7時から夜23時頃までやっており、立地の利便性の高さもあって、いつも繁盛しています。ただ、客の回転がかなり速いので、待たされることはまずなく、急いでいるときにはうってつけです。毎日10時半まではモーニングメニューもあり、400円弱でカレーを食べることもできます。

 

☞カレーハウス11イマサ 詳細

所在地:東京都新宿区西新宿1丁目 南口地下街1号 京王モールB1F 

営業時間:平日 7:00~23:00、土曜 7:00~22:30、日祝 7:00~22:00

全国の唐揚げ大集合!からあげカーニバル2019に行ってみた

小田急百貨店にグランプリ金賞の唐揚げたちが集う

 

2019年5月8日~14日の一週間、小田急百貨店新宿店の本館地下二階食品売り場の一角で、熱気と油の匂いを放つイベントが開催されています。「からあげカーニバル2019」。

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一般社団法人日本唐揚協会が主催するもので、今年で五回目。全国のうまい唐揚げを決める「からあげグランプリ」で金賞をとった8つの店舗が集結しています。各店がブースに唐揚げを並べ、量り売りやパック販売をしています。休日の昼間、お店によっては行列ができるほど繁盛していました。

出店店舗は次の通り。

中津からあげ もり山(大分県)、舷喜屋(大分県)、りょうたの手羽先(大分県)、中津からあげ渓(東京都)、イスウ(群馬県)、いろから(神奈川県)、諭吉のからあげ(愛知県)、しげ盛(兵庫県

唐揚げで有名な大分県の店の参加が目立ちます。それぞれがこだわりの唐揚げを販売していますが、本イベント限定や期間限定の商品もあるようです。また、どんどん試食を勧めてもらえるので、その場で食べ比べをしながら選ぶことができます。いずれも、からあげグランプリを受賞しているだけに、味はお墨付き。美味しいです。

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結局、購入することにしたのは、神奈川県川崎市にお店がある「いろから」。からあげグランプリの”味バラエティ部門”で金賞を受賞したお店です。バラエティ部門で評価されただけあって、「いろからあげ」「柚子胡椒味」「塩だれ味」の三種類(他にも、砂肝や皮のからあげもあります)が販売されており、それぞれ一個ずつ購入することにしました。

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量り売りで、この3個で計600円。テイクアウトなので、どうしても冷めてしまいますが、オーブントースターで焼き直せば、揚げたての味に近づきます。

実食。塩だれは予想通りの味。柚子胡椒味は、柚子の風味が口いっぱいに広がっておいしいです。特に面白かったのは看板メニューのいろからあげ。カツオのだしを使った和風の味付けながら、隠し味に赤ワインも使っているとのことで、深みのある味わい。一口食べると、だしが染み出してきてジューシーです。

それぞれのお店で看板メニューを一個ずつ購入し、食べ比べてみると面白いと思います。自分お気に入りの唐揚げを見つけるのも楽しそうです。

 

☞からあげカーニバル 詳細

会場:小田急百貨店新宿店 本館地下二階イベントコーナー

住所:東京都新宿区西新宿1-1-3 

会期:2019年5月8日~14日

新宿の総鎮守!十二社熊野神社に行ってみた

室町時代創建と伝わる、西新宿から歌舞伎町までを守る神社

 

都庁の西、新宿中央公園に隣接する場所に、緑に囲まれた神社があります。「十二社(じゅうにそう)熊野神社」。氏子町は、西新宿から新宿駅周辺、歌舞伎町までを含む範囲で、まさに新宿の総鎮守です。令和になってからの初詣に行ってきました。

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入口は新宿中央公園の西側にあります。もう新緑の季節。木々が生い茂っていて、気持ちがいいです。

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入口の鳥居から、ほとんどすべてが見渡せるほどコンパクトな境内。本殿の奥に見える高層ビルが新宿らしいです。神社の由緒を紐解くと、

十二社熊野神社は、室町時代の応永年間(1394~1428)に中野長者と呼ばれた鈴木九郎が、故郷である紀州熊野三山より十二所権現をうつし祀ったものと伝えられます(一説に、この地域の開拓にあたった渡辺興兵衛が、天文・永禄年間(1532~69)の熊野の乱に際し、紀州よりこの地に流れ着き、熊野権現を祀ったともいいます)。鈴木家は、紀州藤代で熊野三山の祀官をつとめる家柄でしたが、源義経に従ったため、奥州平泉より東国各地を敗走し、九郎の代に中野(現在の中野坂上から西新宿一帯)に住むようになりました。九郎は、この地域の開拓にあたるとともに、自身の産土神である熊野三山より若一王子宮を祀りました。その後鈴木家は、家運が上昇し、中野長者と呼ばれる資産家になったため、応永10年(1403)熊野三山の十二所権現すべてを祀ったといいます。江戸時代には、熊野十二所権現社と呼ばれ、幕府による社殿の整備や修復も何回か行われました。また、享保年間(1716~35)には八代将軍徳川吉宗が鷹狩を機会に参拝するようになり、滝や池を擁した周辺の風致は江戸西郊の景勝地として賑わい、文人墨客も多数訪れました。明治維新後は、現在の櫛御気野大神・伊邪奈美大神を祭神とし、熊野神社と改称し現在にいたっています。”(公式HPより)

とのこと。開拓時代から、新宿の発展を見守ってきた神社なんですね。

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これは嘉永4年(1851)に建てられた「十二社の碑」。他にも、江戸時代の歌舞伎役者が奉納した大絵馬「七人役者図絵馬」や、同じく江戸時代に活躍した狂歌師の書による銘文が刻まれた水鉢「大田南畝の水鉢」など、境内には文化財が多く残っています。一方、もともとは隣接する土地に池や滝があり、風光明媚な場所だったそうですが、今はすべて埋め立てられ、見る影はありません。

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この神社、新宿区が発行している観光マップには掲載されているものの、新宿を訪れる一般の人はなかなか足を踏み入れる機会がない、、と思いきや、絵馬にはいろいろな国の言語が。さすがグローバルな街です。

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本殿に参拝した後は、新宿中央公園へ。公園とは直接つながっているので、ふらっと出入りができます。都庁や新宿中央公園を訪れた際は、この神社にも寄って、新宿の歴史を感じてみるのもいいかもしれません。

 

☞十二社熊野神社 詳細

住所:東京都新宿区西新宿2-11-2